【少年野球】良い指導者と悪い指導者の決定的な違い

皆さんこんにちは!
160cmバッティングコーチの山田です!!

さてさて!いきなり題名の通りですが、
皆さんは少年野球における
「良い指導者」と「悪い指導者」の違いはなんだと思いますか?

「怒鳴らない」「殴らない」などは
今の時代当たり前としてw

今回は僕が考える、
「良い指導者と悪い指導者」の決定的な違い

について書いていきたいと思います!

目次

いきなり結論

いきなり結論ですが、僕は良い指導者は

「選手の時間軸を長く考えられる指導者だ」と考えています。

「選手の野球人生を長期的に考えて指導に当たっているかどうか」と言うことです。

時間軸が長いとか短いとか、具体的に言ったらどういうことやねん??というそこのあなた。

例えば、「大学、社会人、プロになるまで、もしくは年齢的にもできるだけ長く野球に関わって欲しい!」か「今、小学生の時期にどれだけ試合に勝てるかが大事!」か。前者は時間軸が長く、後者は短いです。ちょっと極端すぎるので実際にはこの両端の間のどこかに皆さんの考えも位置すると思いますが。

もちろん、「人生」が1番時間軸が長いのは言うまでもありませんが、ここでは「野球選手として」を前提に「時間軸」を考えます。

この時間軸を長く取れるのが良い指導者。短くしか取れないのが悪い指導者。

もちろんこれだけではないですが、今回はその前提を持って読み進めてください!

もう少し具体的に考えていきましょう。

ピッチャーの後にキャッチャーさせる?

今回はわかりやすいよう、ちょっと極端に、「時間軸を長く取れる指導者とそうでない指導者」の例を挙げたいと思います!

例えば、試合での選手交代。

冷静に考えて、同じ数だけ投げるねんからピッチャーの後にキャッチャーをするというのは良くありません。でもチーム事情的にそうしないと戦力がガタンと落ちるとすると、勝ちたいがためにそれをしてまうんですよ。これが時間軸が短い指導者。長い指導者は「この試合は勝てるかもしれへんけど、こいつ怪我するんちゃうか?」と考え戦力が落ちたとしてもできる限り肩肘の負担が少ないポジションに起用するでしょう。

あ、もし皆さんがピッチャーからキャッチャーに選手変更したからと言ってここで怒らないでくださいねw例ですので!

わかりやすない?

今話したことって、別に難しいことではなくて、「指導者としての経験が沢山あるからできること」でもないです。

目先の勝利に囚われすぎず、
ちょっと普通に考えてみやしませんか。と。

で、僕自身の願いとして、
選手たちには野球を長く続けてほしいので、

  • 努力の大切さ
  • 仲間と協力することの大切さ
  • 怪我をしないこと
  • 出来る限り身体を大きくすること(切実)
  • 野球が大好きになること

この辺りを常に頭に入れて
指導をすれば良いと考えます!
で、僕の技術レッスンは下手より上手い方が絶対に楽しいはずだという考えのもと基本的には1番下の「野球が大好きになること」のために行っています。


さてさて、ここまでチームの指導者でもない僕が偉そうに語ってきましたが、ここまで書いた理想を達成するために、めっちゃ難しいのは、大抵の場合

「指導者自身も、そのほとんどが勝利を求められ続ける」

そして

「勝つ指導者である=良い指導者」なんとなくなっていることです。

全国大会もあるし地区の周りのチームの多くは勝利だけを目指して戦っている中、「長期的な〜」などと言っていると、「勝てない言い訳」にも取られてしまいます。

僕は「勝ちを目指すな」、と言っているわけではありません。むしろ全力で勝ちにこだわってほしいし、そこに小学生も大人もない。

しかし、「勝ちを目指すこと」と「長期的な視点を持つ」ことは共存できます。というかさせなければなりません。

現状を見ていると、どちらかに偏りすぎている気がしてこの記事を書きました。

個人的には、その指導者の評価に、
「次のカテゴリーで野球を続けたかどうか(小学校なら次のカテゴリーは中学校)

も加えると上手くいくのではないかと思います。

日本人は外国と比べると
「なんとなく周りの雰囲気に合わせてしまう」とよく言います。
僕もすごくわかります。だからこそ、その雰囲気をより子ども達のためになるものにしていきましょう。

今回の内容が少しでも、指導を見直すきっかけになれば嬉しいです!
今後も、チームに所属していないからこそ出来る第三者の視点をお伝えしていこうと思います。

普段は東京目黒区近郊を中心にレッスンを行なっています!

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それでは、
お読みいただきありがとうございました!

Youtubeはこんな感じで打ちまくってます💪

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